重曹よりすごい!セスキ炭酸ソーダを使った簡単掃除・洗濯術

セスキ炭酸ソーダのいろいろな活用

汚れがひどい換気扇の場合は、基本のスプレーよりセスキ炭酸ソーダの濃度を上げてください。スプレーしてから、しばらく放置するのも効果的です。ガスレンジやクッキングヒーターも同様にお掃除できます。油で汚れた天板などに基本のスプレーを吹き、汚れが浮いてきたらぼろ雑巾で拭き取りましょう。拭いた後の水洗いも同様です。

次はステンレスの鈍くなった光沢の復活です。いわゆる曇りとりです。セスキ炭酸ソーダは水3リットルに大さじ1杯の濃度で溶かし、そこにステンレス製ザル、茶こし類を入れ、煮沸してください。その後でブラシで磨くとピカピカになります。鍋もキレイになります。ただし、アルミ製品はアルカリによって黒ずむので避けるようにしてください。

皿洗いにも適しています。油で汚れた皿は、無添剤石鹸で洗っても酸性石鹸でベトベトになることがあります。この場合、ぼろ雑巾で皿に残った汚れをできるだけ取っておきましょう。それからセスキ炭酸ソーダ水溶液スプレーで洗うとベトベトしません。プラスチック製品の場合も水3リットルに大さじ1の濃度でセスキ炭酸ソーダを溶かし、ここに浸けおきするようにしてください。後からスポンジなどでこすればキレイになります。

次は洗濯です。セスキ炭酸ソーダなどのいわゆるアルカリ剤だけで洗濯することは「アルカリ洗濯」と呼ばれます。もともとアルカリ剤は油性汚れを自然乳化して落とす作用があります。垢、血液、食品由来のタンパク質の汚れについても、ある程度落とせます。水洗いだけでは不安というような軽い洗濯物に最適です。

セスキ炭酸ソーダは水30Lにセスキ炭酸ソーダ小さじ2~大さじ1杯です。いつでも「洗剤」という感覚から、このような使い分けをすることで、エコな洗濯ができます。